遺伝性の乳癌もありますが、乳癌全体の5%以下と頻度的には多くありません。
ただ血縁に乳癌の方がおられると、乳癌の発症リスクは高くなります。
これは遺伝によるものよりは食生活をはじめとする生活習慣が関係しているものと思われます。いずれにせよ30歳以上の女性は定期的に乳がん検診をお勧めします。
血縁に乳癌の方がおられる場合は、より注意をして自己検診およびマンモグラフィ検診を受けるようにしてください。
SAKITA
BREAST CLINIC
Q&A
Q&A
「乳がん」や「乳がん検診」などについて「さきたクリニック」に来院された患者さまから、
よくいただく質問をQ&A形式でまとめました。
ご参考にしていただければと思います。
遺伝性の乳癌もありますが、乳癌全体の5%以下と頻度的には多くありません。
ただ血縁に乳癌の方がおられると、乳癌の発症リスクは高くなります。
これは遺伝によるものよりは食生活をはじめとする生活習慣が関係しているものと思われます。いずれにせよ30歳以上の女性は定期的に乳がん検診をお勧めします。
血縁に乳癌の方がおられる場合は、より注意をして自己検診およびマンモグラフィ検診を受けるようにしてください。
乳房にしこりができる状態は乳がん以外にもいろいろあります(頻度的には乳がんでない場合のほうがはるかに多いです)。
しこりがあるから乳がんであるということはありませんが、乳がんの可能性もありますし、乳がんでなくても治療が必要な場合がありますから、すぐに乳腺専門医を受診してください。
乳がんは痛みを感じない場合のほうが多いです。ただし、痛むから乳がんでないということではありません。
乳房に症状があるときはとにかく乳腺専門医を受診してください。
日本ではほとんどの乳がんはしこりとして発見されます。
マンモグラフィはしこりをつくる前の超早期の乳がんを見つけることができます。この段階で乳がんを治療すればほぼ100%治癒します。
欧米ではマンモグラフィ検診の普及に伴い乳がんの死亡率が減少しています。
増え続ける日本の乳がん死亡を減らすためにはマンモグラフィ検診の普及がぜひとも必要です。
マンモグラフィによる被曝は放射線検査の中では少ないほうです。
その量は、日本からアメリカへ飛行機で飛んだときに浴びる自然放射線の量とほぼ同じです。
マンモグラフィ検診の場合、その欠点よりも検診による早期発見早期治療に伴う利点のほうがはるかに上回ることが実証されています。
心配せずにマンモグラフィを受けましょう。
超音波とマンモグラフィはそれぞれ一長一短があります。
超音波はマンモグラフィに比べて比較的若い人およびしこりの性質を見極めるのにより有効であるといわれています。
ただ乳がん検診に有効であるという証拠がまだありません。現在超音波を使ってより有効に乳がん検診ができるよう研究中です。
近い将来には超音波も乳がん検診に取り入れられる日が来ると予想されます。
乳腺の中にある微妙な病変の描出のため、また被曝量を少しでも減らすためにマンモグラフィでは乳房の圧迫が必要になります。
よい写真を撮るためにこれだけは我慢してください。
厚生労働省は国の指針として40歳以上の女性に2年に1回のマンモグラフィ検診を勧めています。
ただがん検診の場合どうしても検診と検診の間に見つかる中間期がんの発生は防げません。
気になる場合は1年に1回の自主的な検診をお勧めします。
乳がん検診では受診者の約5%が精密検査を必要とします。そのうち乳がんが発見されるのは0.2%です。
これは1000人乳がん検診を受けて、50人が精密検査を指示され、乳がんが見つかるのが2人ということです。つまり大部分の人はがんではありませんが、指示された場合は必ず精密検査を受けてください。
乳がん検診は症状のない人が対象です。
乳房に何らかの症状がある人はすぐに乳腺専門医を受診してください。
無菌性乳汁うっ滞の場合は、赤ちゃんにしっかりお乳を飲んでいただくか、助産師さんに搾乳してもらうとよくなります。
しこりが赤くはれたり、熱を持っている場合は治療が必要となりますので外科を受診してください。
まれではありますが乳がんが原因で炎症を起こすこともあるので、できれば乳腺専門医を受診してください。